署名提出行動に関するご報告

 2023年12月20日(水)昼に、吉田寮自治会が同年5月より集めてきたオンライン署名「吉田寮を残したい!京大は裁判をやめて!(2023年開始版)」を提出いたしました。署名の賛同・拡散に協力いただいたみなさま、署名提出行動に参加いただいたみなさまにお礼申し上げます。

 当日は冬晴れの好天、提出には100名近い参加者があり、皆で炊き出しの芋煮とおにぎりを味わった後本部棟に提出に向かいました。残念ながら宛先である湊総長及び國府学生担当理事は現れず、それどころか本部棟は全面封鎖されており、大学職員含め立ち入りができないという杓子定規の対応を大学は見せます。

 私たちは今回の署名提出について、

・6,000筆近い賛同のある、非常に重みがあるものであり、宛先である総長、学生担当理事に直接受け取ってほしいこと

・吉田寮に関する意思決定が、寮生をはじめとする当事者から全く隔絶されたところで行われている現状に不安と不信感を抱いていること

・学生や教職員など様々な学内構成員が大学のあるべき姿を考え、対話を通じ実践していくのが大学の目指すべき姿であること

を伝え、大学の寮担当の職員に代理として署名を提出いたしました。翌日、総長、学生担当理事に署名が渡ったとの報告を受けています。

 今回の署名提出行動では、京大時計台前、クスノキ前広場を舞台に12月15日(金)よりテントを建て、様々な企画を催しました。吉田寮座談会や食堂酒場、細見和之人間・環境学研究科教授の弾き語りライブやクラブクスノキ、マイクアピールなどのイベントが開催され、多くの方が足を止め、参加していました。こうした取り組みを通し、吉田寮に関するアピールのみならず、キャンパスがどのような可能性を持っているかを提示する一つの機会になったと考えています。

 また、署名提出後にはクスノキ前にて記者会見を行い、京都新聞、毎日新聞、関西テレビ、毎日放送など報道各社が参加しました。寮生、元寮生、寮外生、佐藤公美人間・環境学研究科教授が登壇し、それぞれと吉田寮との関わりや寮の意義について語りました。

・吉田寮が経済的、人間関係的な福利厚生施設であること

・今でも毎年多くの新入寮生を迎えており、コロナ禍を経て福利厚生としての学生自治寮のニーズが増していること

・吉田寮が寮食堂を中心に多くの人の交流・活動の場となっていること

 こうした点は、社会情勢に関わらず存在する吉田寮の意義です。私たちが取り下げを求めてきた裁判の第一審判決(2月16日)を控える中で一層発信していければと感じております。

 今回の署名提出は第一次提出であり、今後も本署名は賛同を集め続けてまいります。ぜひ、署名のさらなる賛同・拡散にご協力をお願いするとともに、今後の吉田寮の動向に一層のご注目をいただきますようお願い申し上げます。