吉田寮について、ギャラリー形式で紹介しております。
※2023年京都大学11月祭のWeb展示と同一の内容でございます。アーカイブページはこちら
Table of Contents
【吉田寮・現棟の四季】
〇 吉田寮・現棟について
吉田寮・現棟は築110年の木造建築であり、現存する学生寮では最古の建物となっています。
上の映像は建築ドキュメンタリー作家・若林あかね監督による作品『吉田寮は語る』です。現寮生・元寮生のインタビューなどを通して、自治寮での暮らしぶりや吉田寮に対する想いが生き生きと語られている記録映像です。
〇吉田寮・現棟~春
春は出会いと別れの季節。吉田寮も例外ではありません。卒業して旅立つ寮生もいれば、新しく寮に入ってくれる寮生もいる時期です。
※実際の入寮募集は2015年築の新棟に限って行っています。
〇吉田寮・現棟~夏~
現棟にはセミの鳴き声がこだまし、夏の訪れを感じさせます。
〇吉田寮・現棟~秋~
秋には吉田寮の象徴であるイチョウ並木が、きれいに色付きます。
〇吉田寮・現棟~冬~
2022年冬の大雪の際の吉田寮。幻想的な風景が広がりました。
【吉田寮・現棟の内部について】
〇吉田寮・現棟のつくり
吉田寮・現棟は北寮・中寮・南寮・管理棟からなります。北・中・南寮は2階建てで居室から構成されています。計140室に147人が居住できます。
管理棟には受付や事務室、談話室があり、寮の玄関となっていたり、寮生が集う場所となっていたりします。
〇現棟居室
現棟の居室は、110年間に及ぶ学生の生活の息吹が感じられます。住民である寮生が工夫して各居室を使用しています。
〇吉田寮・中庭
秋の中庭にはヒガンバナが咲き、風情を感じさせます。
中庭の植生は珍しく、大学のフィールド系の授業でも使用されるほどです。
〇吉田寮・現棟の自力補修について
写真は床の補修を寮生が行っている様子です。最近では、現棟の老朽化対策のための中・小規模の補修を大学側がサボタージュしているため、このように寮自治会が専門家の助言のもと、独自で補修活動を行っています。
リンク(写真をクリック)のPDFファイルからは、直近に寮が行った自力補修活動がご覧になれます。
【吉田寮・食堂と新棟について】
〇吉田寮・食堂について
吉田寮・食堂は1889(明治22)年に第三高等中学校(第三高等学校の改組前の名称)の寄宿舎の一部として作られた建物が、1913年に現在の場所に移転したものです。2015年には大規模補修が完了しました。
現在も食堂内には竣工当時の柱があり、当時の趣を今に伝えます。
吉田寮食堂は1986年に給食機能を停止し、現在は主にイベントスペースや寮生の自炊スペースとして用いられています。
〇吉田寮・厨房について
吉田寮食堂内にある「厨房」と呼ばれるスペースは、現在楽器スペースとして用いられています。
寮生や寮外生が集い、バンド練習やライブ活動を行います。
〇吉田寮・新棟について
吉田寮・新棟は2015年に完成した建物です。木造・RC混構造、地上3階地下1階建てとなっています。寮自治会と大学側との話し合いの結果建設されることとなりました。
現在も多くの寮生が居住しています。
【吉田寮が発行している冊子など(以下リンクより)】
【吉田寮のイベントについて】
〇吉田寮祭の様子①
吉田寮は「開かれた場」を志向しており、寮では現在も多くのイベントが開催されています。特に「吉田寮祭」は毎年開かれる寮の代表的なイベントです。
写真は吉田寮祭の象徴企画である「仮装決起」の様子です。着ぐるみを身につけて大学内を練り歩き、寮祭の宣伝を行います。画像をクリックすると、寮祭の詳細サイトに移動します。
〇吉田寮祭の様子②
吉田寮祭の人気企画「黒魔術概論」の様子です。
〇吉田寮食堂でのサークル活動
吉田寮食堂は様々な学内サークルの表現の場としても機能しています。写真は「劇団愉快犯」の公演案内です。
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