2022年4月13日(水)15時より、京都地方裁判所にて吉田寮現棟・寮食堂明渡請求訴訟の第12回口頭弁論が行われます。これに合わせて、当日16時頃より対面形式(@こどもみらい館)で、21時よりオンライン交流会を行います。以下、開催要項です。
① 対面集会
日時:2022年4月13日(水)口頭弁論終了後(16時ごろから、1時間ほどを予定)
場所:こどもみらい館
参加方法:事前予約制。既に締切は過ぎていますが、定員に余裕があれば、当日でも参加することができます。
また、当日の14:15-14:30に、京都地裁前で傍聴券抽選が行われます。各自感染症対策に留意の上、ぜひ裁判の傍聴に参加してください。
② オンライン交流会
日時:2022年4月13日(水)21時~(途中参加可能)
形式:zoom(各自、zoomのミーティングルームに参加できる環境をご準備していただきますようお願いします)
途中入退場自由です。
参加方法:事前予約制。参加人数が多い場合は、ミーティングルームを分割したり、場合によっては参加をお断りする事があるかもしれませんが、ご了承ください。4/13 12:00までに主催からのメールが送られて来ない場合は、送信の手違いなどが考えられますので、お手数ですが yoshidaryo.kohoshitsu@gmail.com まで連絡をください。
<吉田寮裁判報告対面集会・zoom交流会参加申し込みフォーム>
https://forms.gle/XLBYTmFZbMt4BzmZ8
なお、既に公表しています通り、先日吉田寮生の新型コロナウイルス感染症への罹患が判明しました(2022/04/09「吉田寮におけるコロナウイルス感染者について」吉田寮自治会執行委員会)。本人の行動履歴を聞き取ったところ、京都市の基準において濃厚接触者に該当する寮生はいませんでしたが、寮内に他の感染者がいる可能性を排除できないため寮生にPCR検査を呼びかけている状況です。
こういう状況ではありますが、感染症対策に十分注意を払った上で、裁判報告集会は対面集会・オンライン交流会ともに開催の予定です。その事情について、ここで説明をしたいと思います。
「211014裁判報告集会(対面集会)を開催する理由について」などにおいても説明してきた通り、2019年4月に始まった建物明け渡し請求訴訟は、現在も継続中で、2022年4月13日には第12回口頭弁論が開催されます。この長期に渡る一連の廃寮化攻撃によって、私たちの学業や生活は妨害され、破壊されています。しかも、残念なことにこのコロナ禍においてすら寮生を叩き出すための訴訟が取り下げられず、淡々と進行してしまっている一方で、それに抵抗するための情報発信や交流といった取り組みは、感染症の影響によって強い制約を受けている、という現状があります。私達は、このままでは密室的に、吉田寮生の追い出しと実質的な廃寮化が決まってしまうという強い危機感を抱いています。
そして、このような新型コロナウイルス感染症のリスクがなくならない今でもなお、口頭弁論が続行されてしまう以上、裁判についての情報を知り・共有するための場は続行せざるを得ないのです。もちろん今回も、オンラインツールを用いた集まりの場は準備いたします。ただし、オンラインによる集会や交流会は、遠隔地に住む人などが参加しやすい利点がある一方で、ネット関連インフラへのアクセシビリティや住環境によって異なる参加のハードルがあります。また、できることなら直接相対することで、寮生や現場がもつ空気感を共有したいという思いもあります。
ですので、対面集会は、感染症対策に十分注意を払った上で、予定通り開催したいと考えています。
感染症対策としては、まずマスクの着用や手指消毒など基本的な予防策を徹底するとともに、体調不良の疑いがある寮生の参加は控えるよう呼びかけます。また、対面集会の運営スタッフは、PCR検査の受診によって陰性の証明が得られていることを参加の条件とします。
上記のような対応を取って、対面集会は開催しますが、オンライン交流会の場でも弁護士による報告を実施しますので、感染のリスクが不安な方はそちらでの参加をご検討いただければと思います。オンライン交流会の申込締切は当初の予定より延長して、前日まで受け付けます。
こうした事情をご理解いただき、参加をご判断いただければと思います。これからも吉田寮存続のために、継続的なご支援・ご注目をどうぞよろしくお願いします。
また、裁判の進行状況については、前回集会の際に「裁判報告集会ダイジェスト」という冊子を作りましたので、合わせてご参照ください。
→裁判報告集会ダイジェスト(PDF)