2020年4月1日:吉田寮における新型コロナウイルス対策と京都大学への協力要請

2020年4月1日

吉田寮における新型コロナウイルス対策と

京都大学への協力要請

文責:吉田寮自治会

  新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、吉田寮自治会は寮生の感染防止のために消毒液の設置、寮生へのマスク配布等の対策をおこなってきました。2020年春季入寮希望者に対しては、発熱のある方、感染の可能性が考えられる方への面接延期の対応をとりました。しかし、全国的な感染爆発の可能性も排除できないとされている現状において、多くの学生が生活する学生寮ではより一層の警戒と対策が必要になると私たちは考えています。

  そのためには大学との連携が必要不可欠ですが、現状ではそのような協力ができていないという事実があります。先日も寮担当の窓口で衛生用品の支給と寮生を把握するのに必要な寮生名簿の受け取りを要求しましたがどちらとも拒否されてしまいました。これらは従前定期的に行われてきましたが、現在の状況下においてはいっそう切実に必要なものであると考えています。京都大学に対して一刻も早く吉田寮自治会との連絡の再開、協力体制の構築に努めることを強く求めます。

  そこで吉田寮自治会は新型コロナウイルスへの対策のため京都大学に以下の要求を行います。

  • 消毒液やマスクなど衛生用品の支給
  • 吉田寮生名簿の受領再開
  • 新型コロナウイルス対策のための吉田寮自治会との迅速な協議開始