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  • 吉田寮現棟・寮食堂明渡請求訴訟の「和解」について

    2025/10/21追記: 
    本声明文につきましては、発出の翌日(2025年8月26日)に、湊長博総長および國府寛司学生担当理事・副学長を宛先として、厚生課の窓口にて申し入れを行いました。なお、吉田寮自治会はその後も厚生課窓口を通じ、継続して話し合いの再開を要求しております。


    吉田寮現棟・寮食堂明渡請求訴訟の「和解」について

    2025年8月25日
    吉田寮自治会

     2025年8月25日、吉田寮現棟・寮食堂明渡請求訴訟において、国立大学法人京都大学(原告)と吉田寮生(被告)との間で「和解」が成立しました。

     吉田寮自治会は京大執行部に対して、歴代の確約と本和解の趣旨に基づいて、吉田寮自治会が現棟を含む全ての建物を引き続き自主管理・自治運営することを認めること、吉田寮自治会など当事者との話し合いを速やかに再開すること、および吉田寮現棟耐震工事については建築的・歴史的価値を尊重する耐震改修を速やかに実施するとともに、その検討状況についても速やかに公開すること、を強く求めます。

    1、和解の内容と、私たちが和解を選択した理由

     国立大学法人京都大学(以下京大当局)との間で結ばれた和解の大まかな内容は以下の通りです。

    1、京大当局が速やかに吉田寮現棟の耐震工事を行い、遅くとも5年以内に工事を完了することに努める。そのために被告寮生が2026年3月31日を期限として現棟から一時的に退去する。現寮生の被告は、おおむね現在と同条件で耐震工事後の吉田寮現棟に再入居できる。

    2、2015年に大規模補修が完了している吉田寮食堂は、現棟耐震工事の対象に含めない。また明け渡しに伴って居住を目的とした占有はしない。ただし、イベント開催など居住以外の使用は禁止されない。

     和解では、吉田寮現棟(以下現棟)の耐震工事の内容や今後の吉田寮の運営については何ら新たなことは定められておらず、継続的な協議が必要です。また被告の中でも入寮時期や学籍区分による差別化が行われたことなど、十分とは言えない部分もあります。そのような不確実性を残す中での現棟の明け渡しは苦渋の選択ではありますが、私たちは以下に述べる観点から「和解」を決断しました。

     私たちは、吉田寮の意義は主に以下2点にあると考えます1

    A、経済的困難をはじめ、あらゆる切実な事情を持つ学生のための福利厚生施設

    B、豊かな自治が行われ多様な人々が集い交わる場

     「A」については、万人が持つ「教育を受ける権利」を保障するものであり、京都大学においても決して軽視してはならないものです。

     また「B」については、京都大学が基本理念2に掲げる「地域や社会に対して開かれた大学」という趣旨に明らかに通じるものです。

     私たちは、「A」の観点から、かねてより現棟の耐震補修を求めてきました3が、京大当局が拒否する状態が続いてきました。そのような状況にあって、この和解のなかで京大当局が速やかに現棟の老朽化対策を実行することが確認できたため、福利厚生施設である現棟の一刻も早い老朽化対策と全面的な利用の再開を実現するべく、和解に至りました。現棟には120もの居室がありますが、現在は京大当局が起こした裁判によりその大半に居住できません4。物価高騰・学費の高騰などにより低廉な費用で暮らすことができる学生寮を切実に必要とする人はこれまでにも増して多くなっており、実際吉田寮への入寮希望者も年々増加しています。そうしたなか、裁判を早期に終結させ、現棟の耐震性を向上させ、京都大学の福利厚生施設としての機能の回復をはかる必要があると考えました

     また、「B」を体現しつづける上で、吉田寮食堂(以下食堂)の果たしてきた役割は重要です。食堂では、学生・寮生に限らず国内外の様々な人々・団体が文化活動を営んできました。2015年に大規模補修が完了している食堂は、耐震性には何ら問題ありません。にもかかわらず明け渡し請求の対象とされてきたことは極めて遺憾です。和解協議では、現棟の耐震工事に際して食堂は工事の対象とせず存置すること、イベント等の食堂使用を継続できることが確認されたことから、和解を受け入れるに至りました。私たちは今後も食堂を中心に、多様な人々が交錯する開かれた場を、寮生や京大生のみならず、寮に関わりを持つ全ての人とともに自主管理し続けます。

     そして何より私たちは、吉田寮の在り方について、裁判所の判決という一方的な決定に委ねるべきではないと考えました。私たちはこれまでも「当事者間の対話による合意形成を志向する」という考えから、京大当局に対し訴訟の取り下げと話し合いの再開、そしてこれまで団体交渉で結んできた確約を尊重することを要求してきました。

     その上で、和解は判決に比べれば、私たちが決定に関わり、その結果に責任を持つことができると考えたため、和解を選択しました。

    2、和解の意味-対話の再開に向けた第一歩

     吉田寮は自治寮です。吉田寮現棟および新棟に住む全寮生が構成する吉田寮自治会が、自主管理・自治運営を担っています。吉田寮にまつわる全ての重大な事柄について、京大当局と対等に話し合って合意形成するために、京大当局との団体交渉の場で確約書5を結ぶという方法を続けてきました。それは京大当局も認めてきたことでした6

     実際に、2012年には京大当局と寮自治会および食堂を使用する当事者たちによる団体交渉によって確約7が結ばれ、食堂の大規模補修と新棟の建設が実現しました。

     しかし、2017年12月19日に京大当局は、現棟の老朽化を理由に、現棟・食堂・新棟の全ての建物からの全寮生の退去を突如一方的に通告し、話し合いによる問題解決を拒否して、2019年に寮生を被告とする明け渡し請求訴訟を起こしました。これは上記の確約を一方的に破棄し、従来の建設的な議論の回路を閉ざすものであり、以降6年半におよぶ不毛な裁判が幕を開けました。私たちは、根本的かつ迅速な安全確保のためには、現棟の老朽化対策に向けた話し合いを再開することこそが必要だと訴え、訴訟の取り下げを求めてきましたが、残念ながら京大当局が法的措置という方針を改めることはありませんでした。

     しかしながら、今回実際に、和解協議を通じた双方の意見のすり合わせと譲歩により一定の合意が成立し、現棟耐震工事が実現することとなりました。京大当局はこれまで「寮生との話し合いは建設的でない」と対話を拒否し、法的措置を押し進めてきましたが、結果を見れば、膨大な時間と予算を費やしながら、肝心の現棟の老朽化対策を遅延させる愚行であったと言わざるを得ません8現場の当事者を無視した政策は不当であるばかりか、かえって問題を複雑化させ解決を遠ざけるということが6年半をかけて証明されたのです。

     今回の和解は、京大当局による法的措置のように当事者の意志や権利を無視して強引に事を進めようとするのではなく、当事者との対話により建設的な議論を進めていく民主的プロセスに立ち返る第一歩であると捉えています。「安全確保」という論点がなくなった今、京大当局が対話を強硬に拒む根拠はもはやないはずです。今こそ京大当局は2015年以降の「団体交渉を拒否する」という方針を見直し、現棟耐震工事や今後の寮運営の在り方について、寮自治会との話し合いのテーブルに着くべきです。

     京大当局が寮自治会との対話を再開することは、京都大学を含むこの社会の未来に大いに資することだと考えます。京都大学はその基本理念において「地球社会の調和ある共存に貢献する」という社会的使命を持つ教育研究機関として、「学問の自由な発展」を掲げ、対話と自治の重要性を打ち出しています。学問の自由は大学の自治に根ざし、大学の自治は、闊達な対話に立脚するものであるはずです。
     そして、吉田寮は京都大学の自治空間のひとつであり、寮生を中心とした当事者が主体的に試行錯誤をしながら、対話による運営を続けてきました。京大当局と吉田寮とは、決して対立するものではなく、むしろ同じ方向を向いて、対話によってともにより良い未来を築くことが可能な関係にあるのです。

    3、現棟耐震工事について

     さて、和解では、現棟の耐震工事の内容を具体的に定めておらず、訴外で決めることとされています。

     残念ながら2015年以降、京大当局は開かれた場での話し合いを拒否しています。しかし現棟の耐震工事を行う上で、より良い福利厚生のあり方を模索するのであれば、今まで現棟での寮運営を担い、今後も担っていく寮自治会と話し合うことが不可欠です。

     私たちは、迅速な耐震工事により福利厚生機能の縮減を最低限に抑えるために、現棟の全面的な建て替えではなく、大規模補修・改修を京大当局に提案してきました。2018年7月には具体的な改修案を提示しています9

     また京大当局自身も、これまで現棟の補修・改修の意義を認めてきました。2012年には、速やかに耐震性を回復する方法として補修の有効性を認め、現棟の建築的意義を尊重した補修に向けて継続協議していくという確約10を交わし、2015年までは具体的な補修案についての話し合いが行われていました。また、2019年以降現在に至るまで京大当局が公表している文書「吉田寮の今後のあり方について」11でも、今後現棟を学生寄宿舎として再整備すること、それにあたり「現棟の建築物としての歴史的経緯に配慮する」ことが表明されています。

     和解では耐震工事について、補修工事ではなく建て替え工事になる可能性も排除されていません。しかしながら私たちは、京大当局が表明している通りに「現棟の建築物としての歴史的経緯に配慮する」べきだと考えており、耐震工事後の現棟がより望ましいものになるよう大学当局と協議していきたいと思っています。

     もちろん、京大当局にも耐震工事のビジョンがあるならば、双方が落としどころを探るべきです。私たちは常に、京大当局との話し合いのなかで、より良い福利厚生のあり方をともに模索したいと考えています。しかし実際に現棟を運営・使用する当事者との話し合いを一切拒否し、京大執行部というごく一部の人間の独断で現棟の建て替えや敷地の転用を決めたり、現棟の運営形態を一方的に変更するようなことは、断じてあってはなりません。現棟は日本建築学会近畿支部や建築史学会から保存要望書が出される12など社会的注目が高いことを考えても、耐震工事の内容は公に議論されるべきです。実際に和解においても、京大当局が工事計画をHPに公開するということが約束されました。

    4、京都大学当局への要求

     以上を踏まえ、私たちは京大当局に対し、以下を要求します。

    ①従来の確約13に基づき、吉田寮自治会が現棟を含む全ての建物を引き続き自主管理・自治運営することを認めること。

    ②従来の確約14に基づき、現棟の建築的・歴史的価値を尊重した速やかな耐震改修を行うこと。

    ③現棟の耐震工事の内容や吉田寮の今後のあり方について、寮自治会との協議を速やかに再開すること。現棟耐震工事については京大当局内での検討状況について速やかに公開すること。 


    1. 2019年2月20日:吉田寮の未来のための私たちの提案 | 京大吉田寮公式サイト ↩︎
    2. 基本理念 | 京都大学 ↩︎
    3. 180713少人数交渉について | 京大吉田寮公式サイト(補足資料1)、
      現棟の老朽化対策に向けた話し合いの再開と現棟の継続的補修を求める要求書| 京大吉田寮公式サイト ↩︎
    4. 明け渡し請求訴訟の提起に先立って、2019年1月~3月に京大当局の申し立てにより、現棟・食堂に対し「占有移転禁止の仮処分」が執行されました。これにより吉田寮現棟に法的に居住権をもつ人が固定され、それ以降に入寮した寮生が現棟の居住権を法的に主張することができなくなってしまいました。 ↩︎
    5. 確約集 | 京大吉田寮公式サイト ↩︎
    6. 150212確約書 | 京大吉田寮公式サイト(項目1:「大学当局は吉田寮の運営について一方的な決定を行わず、吉田寮自治会と話し合い、合意の上決定する。また、吉田寮自治会が団体交渉を希望した場合は、それに応じる。」) ↩︎
    7. 120918確約書 | 京大吉田寮公式サイト (項目4~項目9) ↩︎
    8. 例えば京大当局による提訴の2か月前、吉田寮自治会は京大当局に対し、食堂の利用継続や現棟の継続的な維持管理を条件に現棟での居住を取りやめる妥協案を提示し、条件のすり合わせのための話し合いを求めました(2019年2月20日:表明並びに要求 | 京大吉田寮公式サイト)が、京大当局は一切の話し合いを拒んで提訴に踏み切りました(吉田寮現棟に係る明渡請求訴訟の提起について | 京都大学)。当時の京大当局に少しでも歩み寄りの姿勢があれば、現在の状況は6年半前には実現していたでしょう。 ↩︎
    9. 180713少人数交渉について | 京大吉田寮公式サイト(補足資料1) ↩︎
    10. 120918確約書 | 京大吉田寮公式サイト(項目2、項目3) ↩︎
    11. 吉田寮の今後のあり方について | 京都大学 ↩︎
    12. 日本建築学会近畿支部「京都大学吉田寮の保存活用に関する要望書」(2015年5月29日)
      建築史学会「京都大学学生寄宿舎吉田寮の保存活用に関する要望書」(2015年11月25日) ↩︎
    13. 960516確認書 | 京大吉田寮公式サイト(項目1)、
      150212確約書 | 京大吉田寮公式サイト(項目1、項目6、項目12) ↩︎
    14. 120918確約書 | 京大吉田寮公式サイト(項目3) ↩︎
  • 吉田寮 2025年秋期入寮募集について / Regarding Yoshida Dormitory 2025 Autumn Admission

    吉田寮 2025年秋期入寮募集について / Regarding Yoshida Dormitory 2025 Autumn Admission

    本年春も例年通り、吉田寮入寮募集を行います。
    2015年築の新棟のみの受け入れとなります。

    【面接予約フォームについて】

    9月上旬に面接予約フォームを実装いたします。当該フォームより面接日程をご予約ください。

    【面接日程】 
    9月13日(土)~19日(金)

    全日10時~13時、14時~17時(13時~14時は委員の休憩時間とする)

    【合格発表】

    9月20日(土)

    入寮を希望する人は、募集要項を確認の上、必要書類を準備して、吉田寮で面接を受けてください。

    【募集要項】

    https://drive.google.com/file/d/1nHCaLl13rngiiizIKVkYmPlfnQoGU7hr/view?usp=share_link

    【入寮願い】

    https://drive.google.com/file/d/1FuWormudCIS9ZyYeMkr9qpFH8ZhVG1vG/view?usp=share_link

    吉田寮自治会 入寮選考委員会
    ご連絡先:yoshidaryo.nyusen [at] gmail.com
    ※ [at] を @ に変換してください。


    We welcome new residents this spring!
    *accepts only in the New Building, built in 2015.

    Interview Schedule:
    9/13(Sat) ~ 9/19(Fri) ,
    10 a.m. ~1 p.m., 2 p.m. ~5 p.m., each day

    Result revealed:
    9/20(Sat)

    If you want to enter the dormitory, please check the application guidelines, fill in the necessary information on the application form, and come to the Yoshida dormitory during the interview period.

    Application guideline:

    https://drive.google.com/file/d/156FH-B4j1-YESuebaSRiZyr4F4dNBXe7/view?usp=share_link

    Application form:

    https://drive.google.com/file/d/1vu-xH2pLDtyjDE3sUgB61rdl-PkalCda/view?usp=share_link

    Yoshida Dormitory Self-Government Association, Enrollment Committee
    E-mail:yoshidaryo.nyusen [at] gmail.com
    ※Replace [at] with @

  • 吉田寮蔵書目録について

    吉田寮蔵書目録について

    文責:猪瀬貴大

    《名称》京都大学学生寄宿舎吉田寮蔵書目録
    《作業期間》2025年5月20日~6月17日
    《作成者》猪瀬貴大(静岡大学人文社会科学部経済学科2018年卒業・旧雄萠寮出身)
    《目録対象》寮図書部(のち文化部)が組織的に導入・管理してきた蔵書群
    《冊数(結果)》1452冊 ※多量の重複を除く
    《発行時期》1910年代〜1970年代前半

    <PDFファイル>

    https://drive.google.com/file/d/1zGcE9JImOMMFr5ExU8xhY4ztmYAp4cQ9/view?usp=sharing

    <xlsxファイル>

    こちらは抜粋となります。完全版は以下よりダウンロードをお願いいたします。

    棚番号書籍名著者訳者・編者発行年
    (西暦)
    発行年
    (和暦)
    発行月発行所蔵書印寄贈者旧制期導入年(西暦)導入年(和暦)導入月備考
    11-1現代世界美術全集10梅原龍三郎ほか19667河出書房新社京都大学学生部43.3.11京都大学図書
    21-1世界大百科事典 日本地図下中邦彦19682平凡社京都大学学生部
    31-1世界美術全集7下中弥三郎昭和212平凡社寄宿舎閲覧室図書印小田正和

     作成者は静岡大学雄萠寮在寮中の2018年、旧制静高寮蔵書を含む蔵書目録を作成した経験があり、このたび寮外生ながら吉田寮自治会の承認を得て蔵書目録作成をおこないました。
     特に旧制期の寄宿舎図書部は購入・寄贈によって盛んに蔵書の形成・運用を進めており、それらは舎生の趣向を気張らずに表すものと考えられます。また卒業生や教官らによる寄贈書の存在は、寄宿舎との関係性を物語る他、十人十色のストーリーを想像させる意味でも興味深いものです。
     実はすでに蔵書目録は1977年に作成されており、以後図書の増加もほとんどないため、新たな蔵書目録作成は不要とも思われるかも知れません。しかし、既存の目録は手書きで書名・著者名・出版社を記載した程度であり、導入された時期や経緯は不明、また集計にも適しません。今回の目録作成はそれらをふまえ「読むための蔵書」というよりは「史料としての蔵書」を意識して記録に努めました。

    《備考》

    ①原則として、個人が(勝手に)置いていったと見られる図書は目録対象から外しています。寄宿舎の蔵書印や図書分類ラベルの有無が1つの目安となります。

    ②便宜上通し番号を振りましたが、順序には意味がありません。元の蔵書置き場である茶室から作業部屋へ蔵書を運搬し、目録対象のみを絞って書架へ再収納する過程において、蔵書の配架順は大きく変化しています。

    ③1970~80年頃の逐次刊行物(アサヒグラフ、朝日ジャーナル、エコノミスト、現代の眼、世界 等)も多数保管されています。定期購読書と推定されるものの、より多様性を秘めた単行本等の記録を優先したため、今回の目録には含まれていません。

    以上

  • ネットメディア「withnews」吉田寮関連の連載について

    ネットメディア「withnews」吉田寮関連の連載について

    朝日新聞社が運営するネットメディア「withnews」において、吉田寮関連の記事をご連載いただいております。

    ➤京大吉田寮に10日間通ってみた 誰でも入れる「食堂」の役割とは

    https://withnews.jp/article/f0250621001qq000000000000000W0j610101qq000028082A

    ➤つぶされないためにバカなことしよう 国内最古・京大吉田寮のお祭り

    https://withnews.jp/article/f0250621002qq000000000000000W0j610101qq000028084A

    ➤響く「寮祭貫徹」のシュプレヒコール 京大・吉田寮の止まらぬ営み

    https://withnews.jp/article/f0250621003qq000000000000000W0j610101qq000028085A
  • 毎日新聞・写真記事特集Webサイト「吉田寮日記」連載について

    毎日新聞・写真記事特集Webサイト「吉田寮日記」連載について

    毎日新聞写真部のWeb特集サイト「MAINICHI PHOTOGRAPHY」において、「吉田寮日記」をご連載いただいています。

    https://mainichi.jp/yosidaryo-diary/

    ➤パンフレット製作の舞台裏 京大・吉田寮

    https://mainichi.jp/graphs/20250412/mpj/00m/040/025000f/20250412mpj00m040001000p

    ➤「おつコン」の料理と会話で日が暮れて 京大・吉田寮

    https://mainichi.jp/graphs/20250424/mpj/00m/040/024000f/20250424mpj00m040008000p

    ➤日本最古の学生寮で大掃除 京大吉田寮

    https://mainichi.jp/graphs/20250609/mpj/00m/040/152000f/20250609mpj00m040135000p
  • 5/24(土) 吉田寮祭特別協賛企画「連続公開学習会「吉田寮と京大」学 第 11 回」開催について

    5/24(土) 吉田寮祭特別協賛企画「連続公開学習会「吉田寮と京大」学 第 11 回」開催について

    以下の要領で「連続公開学習会「吉田寮と京大」学 第 11 回」が開催されますので、お知らせいたします。

    ※諸般の事情により、以前のSNSでの告知より話題提供者およびテーマが変更となりました。

    5/24(土)13:15(13時開場)~16:30

    京大・楽友会館2階 会議・講演室 zoom有

    第1部 長谷川吉典さん(公益財団法人京都市環境保全活動推進協会勤務、元寮生)

    テーマ:「図面でみる吉田寮の百年」

    第2部 盛田良治さん(近畿大学教員(非常勤)、元寮生)

    テーマ:「戦前期のアジア人留学生・再考」

    zoomお申込みはこちら

    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScNsW8KLgUQYVzmKBBDnyrBd0fiMXFVgGGtVEmRX8H2C4cBqA/viewform?fbclid=IwY2xjawKbacBleHRuA2FlbQIxMABicmlkETF0azRQSXFEbG9pQzZ0Wlp0AR7jP_5yZ_QGA-RD89SRM-GOHR415VkQiN2Mqrid32tvwrZbtIw_bWjFFZ9hLw_aem_sMV8v799NvsOUNj-MLhqMA
  • 2025吉田寮祭の開催について

    2025吉田寮祭の開催について

    今年も吉田寮祭を開催します!是非ともご参加ください!

    開催期間:2025年5月24日(土)~6月1日(日)

    寮祭特設サイトはこちら!!

    https://pamphlet.yoshidaryo.org/ryosai2025/
  • 2025春 京大教職員対象・吉田寮見学ツアー【第3弾】開催について

    2025春 京大教職員対象・吉田寮見学ツアー【第3弾】開催について

    この度吉田寮において、京大の教職員の方々を対象とする見学ツアー【第3弾】を実施することとなりました。2024年10月に第一弾、同12月に第二弾を開催しましたが、好評につき再実施いたします!

    カレーを極めすぎてTVにも出演した寮生による本格スパイスカレーの炊き出しが振る舞われる予定でございます

    申し込みフォームはこちら⇩

    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbLh9JqvIdoC3Qz_xwjIpTMSTU-SkmX9JSWfV5M7MwzZpB6A/viewform?embedded=true

    ~詳細~

    【日時】2025年5月21日(水)18時半~

    【参加】

    • 事前申込制(上記Googleフォームより)
    • 当日吉田寮受付集合

    【過去の参加者の声】(一部の抜粋となります)

    • 寮の歴史を交えて丁寧に解説くださり、とても有意義な時間でした。ありがとうございました!(国際高等教育院・職員)
    • 知っていたつもりでしたが、改めてみなさんが生活しているところを見て重要性を再認識しました。(文学研究科・教員)
    • 案内もカレーもウイスキーもよかったです(高等教育院・教員)
    • It is an amazing place, and the tour was fun. The students living there are very interesting. (東南アジア地域研究研究所・教員)
    • 見学する機会などなかったため、非常によい経験となりました。(アフリカ地域研究資料センター・職員)
    • ずっと気になっていた施設だったので、今回このような機会に良い形で訪問させていただく事ができ大変有意義でした。それでも一番の動機になったのは実はカレーでした(笑)実際建物を見て説明していただく中で偶然個人的な経験・知識に腑に落ちるものがあり、思わぬ収穫もあって嬉しかったです。その上、やっぱりカレーは本当に美味しくとてもありがたい経験でした。過去を想うのではなく、今とこれからの学生の豊かな経験に十分に貢献?寄与?できる施設、環境だと感じました。一つ言わせていただくなら「建物を大切に使っている感」がもう少し感じられれば良かったです…が、あるがままの姿にしておきたい…という現状の姿かも知れません。いずれにしても温かい気持ちで見守っております。頑張ってください。(人間・環境学研究科・職員)
    • 住んでこられた学生の歴史が染みついた建物(現棟)を残したいと思いました。たしかに壁などはボロくて冬を過ごすのはとても厳しいかと思いましたが、修繕も寮生主導でおこなわれていて感銘を受けました。学年や学部、分野を越えて深く交流でき、生活を共にできる場所は現代(いま)はもうあまり残されていない希少な場所だと思います。フレンドリーで優秀な寮生の方々の親切なガイドや、美味しいカレーをありがとうございました。(アジア·アフリカ地域研究資料センター・職員)
    • 案内してくれた学生やカレーで歓談してくれた学生のコミュニケーション能力や社会状況把握力にはびっくりしました。私も学生時代は寮に住まわっていましたがそこには教育的な大きな効果があったのだろうと認識を新たにしたところです。(iPS細胞研究所・教員)
    • 皆さんが吉田寮を愛していることがわかりました。また、近づき難い(すみません)と思っていたのですが、皆さんとコミュニケーションを取ることで吉田寮の魅力や皆さんが協力して役割分担しながら自治がなされていることもわかるようになりました。何事もお互いを知ろうとする意識が必要だと感じた経験でした。カレーも食事も美味しかったです。ごちそうさまでした。料理長にもよろしくお伝えください。(医学教育国際化推進センター・教員)
    • 丁寧な案内、ありがとうございました。 見所が多く、面白すぎて、時間が足りませんでした。 歴史のある建物の中で、一瞬、自分がどこにいて、今がいつなのか分からなくなるような、 不思議な感覚を味わいました。 ソムタム、カレーもとても美味でした。(文学研究科・教員)
    • その存在は知っていたもののまさか見学できるなんて思わなかったので、大変貴重な機会だったと感謝しております。雑然としていながらも床はキレイに清掃されていたのが意外でした。学生さんが熱心に解説してくださり、現状がよくわかりました。またカレー(フルコース?)の振る舞いやライブ演奏もとても良かったです。本格カレーに目覚めましたし、またライブにお邪魔したいと思いました。色々ありがとうございました!!!別件ですが、いただいた吉田寮通信のタイトルの自体が面白かったので、中1長男の冬休みの美術の宿題「面白いレタリングを見つけよう」に使わせていただきました。美術の先生が驚いているかもしれません笑(生命科学研究科・職員)
    • ご丁寧に吉田寮の歴史やみなさんの日ごろの過ごし方などをご説明くださり、大変刺激的でした。寮生の皆さんの寮生活の唯一無二の楽しさも伝わってきました。貴重なカレーをいただく機会もありがとうございました(お肉がトロトロやわらかく、上品な味わいでした!)(医学研究科・職員)
    • 裁判をされていることはなんとなく聞き知っていましたが、こんなに大勢の学生さんたちが実際に、しかも自治運営しながら生活をされている事実にかなり衝撃を受けました。またその暮らしぶりがとても楽しそうでよかったです。 このような建物もなんとなくみなが集えるこんなスペースもぜひ残していってほしいです。カレーは想像していたのより数倍、美味しかったです!ごちそうさまでした。(医学研究科・職員)
  • 吉田寮2025紹介パンフレット(web版)を公開しました

    吉田寮2025紹介パンフレット(web版)を公開しました

    吉田寮2025紹介パンフレット作成委員会です。本年度も紹介パンフを作成いたしました。今年の教員寄稿は21名、個人寄稿も例年より多言語化(!?)しました。こちらのパンフを読み、少しでも吉田寮に興味を持っていただけると嬉しい限りです。

    なお、紙の冊子の余りはございませんので、予めご了承ください。

    https://pamphlet.yoshidaryo.org/2025shokaipamphlet/

  • 「『吉田寮自治会』名義の入寮募集について」に対する抗議声明

    京都大学
    学生担当理事・副学長
    國府 寛司 殿

    吉田寮自治会
    2025年2月15日

    「『吉田寮自治会』名義の入寮募集について」に対する抗議声明

     京都大学学生担当理事・副学長國府寛司氏は2025年2月12日、京都大学公式HP上において「『吉田寮自治会』名義の入寮募集について(※1)」なる文書(以下、当該文書)を発出した。当該文書は複数の誤解を招く表現・誤謬を含むため、吉田寮自治会はこの文書について撤回を求めるとともに、京都大学当局に対して強く抗議する。

    (「基本方針」について)

     当該文書において國府理事は、「吉田寮生の安全確保についての基本方針」(以下、「基本方針」)に吉田寮自治会が従わないことを以て非難しているが、これがそもそも見当違いである。「基本方針」は、大学当局と吉田寮自治会が積み重ねてきた合意文書である確約書において、「吉田寮の運営について一方的な決定を行わず、吉田寮自治会と話し合い、合意の上決定する」と定められていることに反するものであり、無効なものであると吉田寮自治会は指摘し続けてきた。つまり、「基本方針」で求める寮生の退去は、正当性のない大学当局の一方的な主張に過ぎないのであり、それに従わないことを以て吉田寮自治会を非難するのは、単なる誹謗中傷である。

     その上、吉田寮自治会は、現棟の老朽化対策のための一時的な退去を含めた包括的かつ建設的な提案を大学当局に対して行った(※2)。こうした提案をも却下して訴訟を起こし、現棟の老朽化対策すなわち寮生の「安全確保」を遅延させているのは、大学当局の方である。こうした点を捨象した当該文書は、吉田寮についての誤った情報を流布する印象操作と言わざるを得ない。

    (入寮募集について)

     吉田寮自治会が行う入寮募集は、2015年に大学当局と吉田寮自治会において結ばれた確約に基づいて実施している。この確約とは大学当局と吉田寮自治会との間で交わされた合意文書のことであり、入退寮選考権が吉田寮自治会に帰属することについての合意は1971年に浅井学生部長(当時)と交わされた確約以来引き継がれ続けてきた。最新の確約の内容を改訂する新たな確約が結ばれていない以上、この合意は今も有効であり、したがって吉田寮自治会の行う入寮募集は京都大学当局との合意に基づく正当なものである。当該文書はこの事実を無視し、あたかも吉田寮自治会が根拠なく入寮募集を行っているかのような表現を行っているが、これは事実に即していない。

     また、吉田寮自治会の行う入寮募集について「無責任」と形容するにあたり、もし仮に入寮に社会的・物理的危険が存在し得るということを指しているのであれば、これは不当であるだけでなく悪質かつ不誠実な言及である。訴訟により学生の住環境を脅かし、また大学当局と寮自治会との間で結ばれた確約によって定められた「吉田寮の補修」を行わず補修サボタージュによって吉田寮現棟の老朽化を促しているのは大学当局であるにも関わらず、吉田寮自治会に責任転嫁することは、それこそ「到底容認できない」ことである。

    (訴訟について)

     2019年、大学当局は吉田寮を構成する建築物の一部を対象として明渡請求訴訟を提起しており、現在裁判が進行中である。この訴訟に関しては、吉田寮の運営について一方的な決定を行わないとした確約に反しており容認できず、吉田寮自治会は一貫して訴訟の取り下げを求めている。

     さて、現在吉田寮に居住している吉田寮自治会構成員について、進行中の訴訟における債務者(※3)は吉田寮現棟への居住を裁判所により確認された者であり、その現棟居住を妨げる法的な制限は現状存在しない。にも関わらず、上述した文書のような形で寮自治会構成員の行いについて「不法」であると表現することは事実に即しておらず、また多大な誤解を生じさせるという点からやはり悪質かつ不誠実である。

     また、吉田寮自治会は2025年春期入寮募集を行う旨を公式HP(※4)上にて発表しているが、2019年春期以降の入寮募集は上記訴訟とは関わりのない吉田寮西寮(2015年竣工)に限って実施すると公表している。國府理事が何をもって「不法」と断定しているのかは不明だが、少なくとも吉田寮現棟・食堂明渡請求訴訟の対象となっていない吉田寮西寮への居住・新規入寮が「不法」であると表現される根拠は存在しないはずである。西寮の存在を隠蔽し、吉田寮自治会への事実無根の偏見を助長するこのような文書は再三述べているように悪質かつ不誠実なものである。

    (入寮募集の責任について)

     以上に鑑み、当該文書は、「不法」というワードによって、吉田寮への入寮を考える者に対して危機感を煽り、入寮への道を閉ざすことが目的であると推察される。一般に学生寮が学生の福利厚生施設であることは言うまでもないが、その福利厚生を享受できる学生数をこのような形で大学当局自らが減じている事態を、吉田寮自治会は深く憂慮している。大学当局が現棟の具体的な老朽化対策を含めた将来的なプランを示さないまま無責任にも寮生を退去させようとする中、吉田寮自治会には福利厚生施設維持の観点から入寮募集を継続し、未来の学生に対しても福利厚生施設の門戸を開く責任がある。

    (最後に) 

      吉田寮自治会は当該文書の撤回を求めるとともに、このような形での寮運営の妨害を止めるよう抗議する。大学当局が第一に行うべきことは確約に基づいた寮自治会との交渉の再開であり、合意形成を経ずにこのような文書を発出することのないよう再度要請する。


    (※1)https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2025-02-12-4

    (※2) 2019年2月20日「吉田寮の未来のための私たちの提案」https://www.yoshidaryo.org/archives/seimei/495/

    (※3)2019年1月・3月に京都地裁により執行された占有移転禁止仮処分による。

    (※4)https://www.yoshidaryo.org/