以下の内容は、2015年7月29日に京都大学当局によって出された通告文に対する抗議行動の中で学生担当理事副学長・杉万俊夫と結んだ確約である。
私は学生担当理事・副学長として、以下の内容に合意する。
1、7月28日に大学当局から吉田寮自治会に出された文書「吉田寮の入寮者募集について」(以下「文書」)を翌29日に京都大学ホームページ上で公開したことは、大学当局が当事者である吉田寮自治会との一切の合意なく決定した入寮募集停止を、一方的に公表・既定路線化するものであり、吉田寮自治会との確約に違反することを認める。したがって文書は撤回し、ホームページ等で撤回の旨を周知するべきであることを認める。
2、7月30日に設定する理事副学長会議で、文書を撤回しホームページ等で撤回の旨を周知するよう尽力する。その時間帯と場所は決まり次第速やかに吉田寮自治会に連絡する。7月30日に団体交渉を開き、会議の結論について吉田寮自治会に説明する。また会議の議事録を全て吉田寮自治会に対し公開する。
3、吉田寮自治会の要求に応じて、本件に関し山極総長を含む団体交渉を設定する。
杉万俊夫